バックパッカーというと沢木耕太郎の『深夜特急』を思い出します。私もその本は興味深く読んで異国の生活に思いを馳せたのですが、沢木氏のインタビューによると「若い女性から『先生の本を読んで彼氏が旅に出てしまいました』と何度も言われましたよ」との旨を述べてましたね。そのような魅力というものが海外の描写にはありますね。

こちらのノンフィクション作品も海外での生活にあふれており、様々な想像を掻き立てられました。実際に旅をすることはなくても、この作品を読むことで作品の中に旅ができますね。