小学生時代に転校してきた翔我(しょうが)君。黒沢瑠香は、片親家庭で、母親は放置状態で食事のお金も足りない日々だった。翔我の家はお金持ちだが、両親とも仕事で忙しく孤独な日々を過ごしていた。二人は1年半ほど同級生として同じ小学校に通っていたが、大震災が起こり、瑠香の母親は津波で行方不明。施設に行…もっと見る