紅茶 れもん
ヤクザもの、初めて読みましたが好みのキャラが沢山登場して、とってもハマりました♡
このお話を読む前と後とを比べると、善悪の定義って何なのか、はっきりと明言出来なくなります。
そういう意味では『悪人』というタイトル、奥が深い…🤔
※以下、ネタバレと長文を含みますのでご注意下さい※
ヒロインは確かに泣いてばかりですが、冒頭から自分の芯はしっかり持っている子なんじゃないかなと思ってました。
経験値が低いだけで、何も考えていない訳ではない。
ヒロイン目線で描かれている世界なので感情移入もしやすく、とあるキャラから指摘されているような苛立ちは私は感じませんでした(むしろ私が守ってあげたいって感じ)。
ヒロインのお相手で私が一番最初に惹かれた初カレは正義感の塊みたいなところが魅力的だったのですが、物語が進むにつれて、段々悪い意味での人間味が増してきます。
まだまだ若い彼は、ヒロインの存在がなくても、遅かれ早かれ組織の汚い部分や大人の醜い事情に飲まれることになったのでは、とも思います。
でもどんな事情であれ、大切な女の子の気持ちを無視するなんて絶対ダメ。
だから彼の末路には私は同情なんてしません。
そしてマッツー! 優しさが分かりにくいよ! もどかしいよ、君!
イケメンで冷静で硬派なんてすっごくカッコイイけど、見ていてもどかしいよ!ヾノ*>ㅅ<*)ノシ バンバンバンバン …!
だからこそ、乙子さんが一番男らしく見えます。
もう、この人ホント好き!︎💕︎
最初は泣けてばかりでどうしようかと思いましたが、ハピエンで良かったです♪
ハラハラドキドキな素敵なお話をありがとうございました♡