いつからだろう。
何もかもが、面倒だった。
何もかもが、どうでもよかった。
そんな私を変えてくれたのは、紛れもなく、先生だった。
「俺、これからもちゃんとお前のこと、見てるから!
お前が頑張ってるところ、見てるから!」
先生は、ずっと私のことを見てくれていたのに、
私は幼くて、自分のことしか考えていなくて、
あれだけ傍にいてくれた先生の悩みにさえ、
気づくことが出来なかった。
”「もし」なんて考えても仕方がないけれど、
それでも私は、あなたがいる未来を、描きたかった。”
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実話を基にした、フィクションストーリーです。