きっとそれは恋だった

作者橘しづき

 笑った時に出来る目尻の皺を見るたび、心がざわめいた。大勢の人がいても彼だけはすぐに見つけられた。会いたくないのに会いたい。  

 この気持ちは、なんだろう。

 切ない片想いを書いた短編です。