本気で人を愛した。私の全てを捧げた。でも返ってきたのは裏切りで、そんな人に縋り付く惨めな自分にはもううんざりだった。全てを吹っ切り、もう男なんて信用しないと意気込んでいた矢先に現れたいかにも危なそうな奴。信じまいと突っぱねる私に纏わりついてくるこの男の目的は一体、、、。
幸せになりたい、ただそれだけ。
知ってしまった。
人と愛し合えるという最大級の幸せを。
偽りの愛だったとしても私は本当に幸せだった、、