愛されないと思っていたのは、間違いでした

作者小達出みかん

貴族令嬢・レスリーは、モラハラな王子に「婚約破棄」を言い渡される。レスリーの愛を試すつもりの王子だっだが、レスリーは婚約破棄を受け入れる。

両親は早々に次の嫁ぎ先を騎士団長のギディオンへと決める。実はギディオンは、レスリーに片思いしていた。その本人と結婚する事になって、武骨な自分が受け入れられる…

貴族令嬢・レスリーは、モラハラな王子に「婚約破棄」を言い渡される。レスリーの愛を試すつもりの王子だっだが、レスリーは婚約破棄を受け入れる。


両親は早々に次の嫁ぎ先を騎士団長のギディオンへと決める。実はギディオンは、レスリーに片思いしていた。その本人と結婚する事になって、武骨な自分が受け入れられるか不安で冷たい態度をレスリーに取ってしまう。一方レスリーは騎士団長の妻として役に立とうと奮闘する。すれちがう二人だったがいつしかギディオンの本心がレスリーに伝わり、2人はめでたく結ばれる。


しかし、王子は無理やりレスリーに会いにきて、「これからもお前は俺のおもちゃだ」と何度も脅す。レスリーは逃げようとするが、とうとう王子の事がギディオンにバレてしまう。ギディオンは、何があってもレスリーを守ると決心する。


セレモニーで皆が宮殿に集まる日に、王子はレスリーを無理やり密会に誘う。レスリーは今までとは違い、きっぱりと「もうあなたとは会いません。」と言う。王子は怒ってレスリーを押し倒そうとするが、ギディオンが踏み込み、レスリーを救出する。ギディオンの迫力に王子は負け、2人は無事屋敷へと戻って幸せな生活を送る。