命の針が止まるまで

作者乃木 京介

家庭環境により声を失っていた高校二年生の文月コウタはある日、クラスの中心人物である花咲ユウに「文化祭で弾き語りをしたいから練習を側で聞いていてほしい」と言われる。なぜ声が出ない自分を誘うのかとコウタは警戒しながらも、印象通りの天真爛漫なユウの性格に惹かれていく。

文化祭準備期間を通じて二人は距離…


表紙




どうか君の目には




この世界が美しく映りますように




そんな君の笑顔を




いつまでも傍で見ていられますように




(illustration:ほの 様)