<ストーリー概要および物語の設定>


言森有吾は幼馴染の静石奏多へのいじめに、心を痛めていた。

ある日、有吾は暴行を受けても笑おうとする奏多を自身の言葉足らずで傷つけてしまう。自己嫌悪する有吾の元へ届く『助けて』の声。

彼が見たものは、救いを求める『言の葉の姫テラー』の少女エデと黒い騎士の軍団、そして天から落ちてくる巨大な城だった。


混乱しながらも、世界を救いたいというエデの願いに応えることを決意する有吾。言葉の力を与えられて戦うが、その前に立ち塞がるのはエデを狙う騎士団長ネヴァーによってその絶望を拾われた奏多。


危機的な状況に陥るも、言葉の力を信じ続けた有吾は奏多の心を取り戻し、ネヴァーをも撃破する。だがエデは世界を救うために掟を破っており、存在の抹消を余儀なくされる。エデは有吾に微笑と言葉を残して消え、そして世界は生まれ変わり――


幼馴染へのいじめに心を痛める有吾。だが有吾は勇気を振り絞り、見て見ぬふりをやめた。有吾に背中を押された奏多もいじめっ子に反撃。ぼろぼろになるも清々しい気持ちでいっぱいの帰り道、有吾は友達と笑いあう女の子とすれ違う。どこか見覚えのある幸せそうな笑顔に、有吾は喜びを覚えるのだった。