ストーリー概要および物語の設定


 ロビンソン伯爵家が治める領国ルフトと、隣国コーネリアの和解が成立した。


 幼少時からコーネリアへ人質として差し出されていた第2王子エリス・ロビンソンが帰国する日。

 国民全てが祝福し、エリスを乗せた馬車の行軍を見守っていた。


 しかしそんな中、異変が起きる。ルフトの西の森に暮らす化け物、アナスタシアが突如として馬車を襲ってきたのだ。


 兵士のジャック・フェルトンは、エリスを逃がそうとする。しかしエリスは逃げるどころか、何と自らアナスタシアの前に立ち、彼女に微笑みかけるのだった。この騒動を機に、2人の交流は始まった。


 初めはエリスを拒絶していたアナスタシアだったが、だんだんと彼に惹かれていく。

 そしてエリスの方もまた、気持ちに変化が生まれる。アナスタシアに対して抱いていた純粋な興味が、いつしか特別な想いへと育っていた。


 しかし2人の出会いはやがて、ルフトとロビンソン伯爵家が抱える悲しい秘密を暴くことになる。


「化け物」と恐れられる赤髪の少女、アナスタシア。


「変わり者」と呼ばれる美しい王子、エリス。


 彼らが出会った経緯と意味。それを知った時、彼らは自身の生きる道を決めるのだった。