(あらすじ)

ある日、幼なじみの春野一花とともに、黒瀬影人は、神ノ木山に来ていた。山には、人々が、影にさらわれて姿を消してしまう『影隠し』の言い伝えがあった。黒瀬が春野に想いを告げようとした時。突如、花吹雪が激しく吹き荒れて、彼女が姿を消してしまう。あまりに唐突な出来事に戸惑っていると、影隠師の…

ある日、幼なじみの春野一花とともに、黒瀬影人は、神ノ木山に来ていた。山には、人々が、影にさらわれて姿を消してしまう『影隠し』の言い伝えがあった。

黒瀬が春野に想いを告げようとした時。突如、花吹雪が激しく吹き荒れて、彼女が姿を消してしまう。あまりに唐突な出来事に戸惑っていると、影隠師の紅園朱音に話しかけられ、黒瀬は影の化けダーカーの存在に気付かされる。ダーカーは姿を現すと、二人に猛威を振るう。紅園は《影力》と呼ばれる影を操る力を使って、鎌を作り出し、ダーカーと対峙する。攻撃をかわし、ダーカーに強烈な攻撃を与えるが、紅園は身動きを封じられてしまう。彼女の命を奪われそうになっているのを見て、黒瀬は勇気を振り絞り、ダーカーの顔面に拳をぶつけ、紅園を救い出そうとする。ところが、ダーカーに反撃され、地面に倒れ込む。黒瀬は意識が朦朧とする中、何者かの声を聞き、身体の奥底に眠っていた力に目覚める。その力でダーカーをなんとか倒して紅園を救い出す。春野が影の世界に連れて行かれたことを知り、黒瀬は紅園とともに春野を救い出すために影の世界に行くことを決意するのだった。