ある日、みなもは交通事故に遭う。
交通事故を引き起こした相手は深海グループの次男楽だった。
入院生活を過ごす過程で、みなもと楽は互いに惹かれ合っていく。
みなもは楽に後継者としての地位をプレゼントするために、楽の兄である深海夜に近づいた。
夜を自分に惚れさせ、婚約破棄をさせるのが目的であった。が、夜は楽を奪ったみなもを憎んでおり、二人の関係を壊すため、みなもを抱く。
みなもと夜の関係を楽が知ってしまったあと、みなもは夜にそそのかされ、楽のもとを去ることになる。
二人は楽の幸せのために、共犯関係になったのだ。
みなもと夜をつなぐのは「楽への愛」だけだったはずなのだが……。
※以降の表紙情報及び序盤はネタバレ含みますのでシナリオのみを読みたい方は4ページよりお読みくださいませ。
※原作コンテストに参加のため、一旦完結となります。
落選後、小説として投稿予定です。よろしくお願いします!
▶ストーリー概要および物語の設定
みなもは交通事故に遭った。
その交通事故を引き起こした相手は深海グループの次男楽だった。
みなもと楽は互いに惹かれ合っていく。
みなもは楽に後継者としての地位をプレゼントするために、楽の兄である深海夜に近づいた。
夜を自分に惚れさせ、婚約破棄をさせるのが目的であった。が、夜は楽を奪ったみなもを憎んでおり、二人の関係を壊すためみなもを抱いた。
二人の関係を楽が知ってしまったあと、みなもは夜にそそのかされ、楽のもとを去った。二人は楽の幸せのために、共犯者となったのだ。
みなもと夜をつなぐのは「楽への愛」だけだった。
一方、みなもを失った楽はどんどんと暗闇におちていった。
女を抱き、薬漬けになり、正気を失った楽は夜の家に忍び込み、みなもを犯そうとする。
みなもはそんな彼と話し合おうとしたが、それが楽には拒絶に思えた。
何より、大切なみなもに危害を加えそうになった自分に絶望し、夜の街に飛び出した。
そして、交通事故に遭い、死んだ。
光だった楽を失ったみなもと夜は、互いを叱責し合いながら、身体を慰め合うほかなかった。
失意の果てに二人は歪ながらも「愛」を培う。それはどこまでも痛みを伴う感情だった。