α、β、Ωという第二の性によって社会的ヒエラルキーが生じ、αは最高位、Ωは最下位の存在であったがために、αに冷遇され、繁殖を強要された結果、そのまま捨てられるというΩが少なくなかった。しかし、ある時を境に、そんな冷遇を受けたΩから生まれた子どものΩが、特殊能力に覚醒するようになる。

その能力は、…

【ストーリー概要および物語の設定】


α、β、Ωという第二の性によって社会的ヒエラルキーが生じ、αは最高位、Ωは最下位の存在であったがために、αに冷遇され、繁殖を強要された結果、そのまま捨てられるというΩが少なくなかった。しかし、ある時を境に、そんな冷遇を受けたΩから生まれた子どものΩが、特殊能力に覚醒するようになる。

その能力は、αに対し受けた屈辱を我が子に味わわせたくない、と父であるΩが強く願ったことによって子のΩに受け渡されたものであり、そのため、その能力はギフト(父から子への贈り物)と呼称されるようになる。ギフトは、六・七歳頃に覚醒するものであり、覚醒したΩは、℧(モー)と呼ばれる。力を得た℧によるαへの反撃として、「α狩り」が流行する世界で、℧の二井見新は、αの伊織慶と出会う。

慶はギフトの効かない特異体質のαだった。更に、彼は何故か新のことを知っていて、新を世界の「神様」にすると言い出し――!?