旅先で寝過ごし、電車のダイヤに絶望した私は彼に出会う。彼の話。彼の語る妖の話。それは作り話かもしれないし、かつてあったことかもしれない。私は綴る。きらきらとした飴玉の話を──

※架空の民間伝承を題材としたお話です。


序 私の語る彼の話。

壱~肆 彼が語ってくれたお話のお話。

幕 私は綴る。きらきらとした飴玉の話を。



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いつかの未来。君の語るお話が優しいものでありますように。