面白かったです。

絵里が、
酔っ払いにからまれるけど。
スーツの男に助けられて
その後は、
無事に家に帰れる。

ただ、
それだけ、

現実的で、
大きな事件が起こるでもなく、
過ぎていくのは、
時間だけ。

あの時、
助けてくれた
スーツの男の人は、
ずっと
想い出の中の人のまま、
その先の展開は、
もちろん
わからないけど。

短編小説で、
ここで終わることに、
意味があるのではないか?
と思えてしまう。
日常の中のドラマは、
そんな、
ささやかなもので、
それだけで十分、
人生に
色とりどりの
(鮮やかな)
色彩をつけることができるのではないか?