「君、ひょっとして異世界人だったりしない?」

王様である僕の元に落ちてきたのは、異世界転移者だという少年だった。
地球ではトップアイドルだったという彼も、この世界ではまったくの無名。
しかも、“いつでもどこでも好きな音楽が流せる”という、何の役に立つかもわからない能力しか持っておらず……。