「人形なのだ、私は。電池で動いている」 王子様のような美しい少年、ロワ。 幼かった私は、夕焼けの公園で彼と友達となった。仲良しになったあとで、彼は私に真実を話す。 自分は人間ではない、出来損ないの人形なのだと。