社会人として一人暮らしをする里乃は、大好きだった従兄の5歳年上の雅人の死を引きずっていた。
月に一度、無名で贈り物を送り付けてくるストーカにも悩まされていた。
里乃は雅人から中学生の時にもらったラジオを聴くことで、自分を癒していた。
そんなある日、ラジオから雅人の自分の名前を呼ぶ声が聞こえてくるよ…