2人いた過去までは、最後の1人は君だった。君の手は優しく温かった。あの日を描いた虹。その窓辺に僕がいた。泣き虫でいじめられてて、何もできない。ただ結び目に手を触れた。僕らの縁。
君がいた。僕もいたの?人混みの他人事。
青い空はきっとピンクの空を知らない。
みんな知らない空は何色にでもなる。
足してみて、僕にも同じ色を混ぜて。