Emperor with fangs 〜牙をむく帝王〜

作者Ytsuki Ando

花恋には、暴走族の幼馴染が5人いる。

幼稚園の頃から近所に住んでいて、何をやるにも6人一緒だった。

5人とも根は優しくて、頭もいいし、思いやりのある人だけど、暗闇を照らすようにほとんど毎日、夜の道を駆け抜ける。

みんな高校2年生。

ちゃんと卒業させるために、花恋は単位を取るのに必要なプリン…

漆黒の夜を照らす眩しい光



それは…善か悪か



少なくとも…迷惑行為ではあり、人様に迷惑をかけていることに間違いはない。



でも、誰もが抱えている闇を照らすそれは…必要なのかもしれない。



今日も彼らは牙をむく…そう、闇夜を照らし、街を駆け巡る。



そういうことに付き物なのは…縄張り争い。



ただその場所を通り過ぎる人には全く関係のない争い。



でも、それは帝王の証であり、漆黒の世界へ進む覚悟でもある。



苦しめ、藻搔け、抗え…そして、手に入れろ。



テッペンを。










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レンさん、コメントありがとうございます♪

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