自分の恋愛対象の事実を実感したとき


絶望もなければ落胆もなかった


だけど


希望もなければ高揚もなかった


きっと


自分の人生は大変だって思ったから


どうにもならないことだけど


そのことにまだ


この世界は本当の意味で


追い付いてはいないから



だから


誰かを好きになるのは


自分も相手も


ただ大変だなって


けど


気づいてはなかった


誰かが自分を好きなることが


あることを