鬼波を去り、別の高校に転入したサク。そこには、どことなく彼等に似ている奴等がいた。
「…もう誰も傷つけたくない」その想いで誰とも関わらないようにしていたが、徐々に距離が近付いていく。それでもサクの脳裏には焼き付いて離れない歩二飛たちの笑顔が……。サクの葛藤を他所に、迫りくる影。
『夜露の罅』続編。…
















「…アイツ等に、会いたい」










鬼波を出て行ったサクは、別の高校へと転入する。そこには、鬼波の彼等に似ている不良達がいた。












「…お前、似てる」















「…おめぇを仲間だって認めてやる」















「…俺達の周りをうろちょろしないでくれるかな」















「俺は馬鹿だけど、アンタが怖がってんのは分かるよ」


















「…僕も付いて行きたい」




















「…私には、アイツ等が必要だ———」











『夜露の罅』続編


新章開幕。






















※残酷・暴力描写アリ


前作『夜露の罅』をお読みの上で閲覧下さい


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