家を突然事故物件にした幽霊先輩が初恋を叶えても成仏しなかった顛末について

作者崎浦 和希

海野美鈴(ミリン)、大学二年生。
ある夜、ひとり暮らしの我が家に綺麗な幽霊が現れ、突如事故物件になりました。

(たぶん)同い年くらいの幽霊は言う。
「俺、ミリンさんが好きです」

幽霊の不毛な恋、に加えて、同時期、大学でイケメンと有名な先輩とも、なんだか良い雰囲気になってしまうミリン。
先輩は、…

恋の仕方がわからない。



そんな美鈴ミリンに、恋する幽霊の相手は荷が重い――


わけでも、意外とないみたいで……?