羨望と手を取り合って、同じ時間を過ごそうよ。

作者三ツ沢ひらく(hiraku)

恋人に婚約破棄され、職場で良くない噂が広まり、心身ともに疲れ果てる杏里。駅前のカフェで久しぶりに会った昔なじみの稜子は、早くに結婚して子どもを授かり、理想の家庭を築いていた。杏里は稜子を羨ましいと言うが、稜子もずっと昔から杏里を羨ましいと思っていた。妬み、嫉みが絡まる歪な友情が導く結論は――。




私たちは真逆の人生を生きている