編入先の男子校で再会したのは、美しい棘を纏った孤高の皇帝。そんな彼はわたしの幼なじみで――好き、だったひと
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愛されたいし、愛したい
本当は愛が欲しくてたまらない
彼から貰う愛がたとえ虚構だったとしても
その愛がわたしを満たしてくれる
こんなの、苦しくなるだけなのに
忘れられるわけない
やっぱり好きだ
大きなてのひらも、わたしを見つめる瞳も
わたしに投げかける声も、全部が、
「じゃどうしたらいーわけ」
「どう、って……」
「どうしたらお前は」
ずっと、俺といてくれんの
〖 ハイドアンドシーク 〗
拗らせ × 拗らせ
🎧 ファーストラヴ / Uru