猛毒に栞を挟む【完】

作者織江 零

本を貸し出す図書委員、本を借りる男子生徒。希薄な関係性でしか無かったのに、突如彼に付き纏われるようになる。
それと同時に、不可解な出来事が起こり始めた。
消えた私物、差し込まれた手紙。
私の後をつけるのは、一体誰?





見られている。


誰かに、黒い眼を向けられている。












※恐怖を煽る表現・ミステリーに近い要素がございます。

ご理解いただける方のみお進み下さい。


※犯罪描写がございますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。