君は俺だけの姫君さま(モノ)

作者佐倉

桜が舞う季節を迎える度に峯岸 芽衣は物悲しさを感じていた……。
何故、そういう思いを抱いてしまうのか……その理由は分からず、迎えた高校1年生の春。
ひらり……と舞う1枚の桜の花びらに導かれるように芽衣は学校の裏庭へと向かうと……大きな桜の古木の下でいきなり長谷部 司に抱きしめられる。
彼いわく前世…