大学の就職説明会で来ていた人に憧れた。
自分の仕事に誇りと自身を持っていてそんな姿に惹かれるように。
前でハキハキと話す貴方が格好良くて
私もそんなふうに働きたいって。
そう憧れていた貴方はみんなに見せる姿と私の前での姿が違った。
恋愛なんて面倒だと思っていたし
貴方なんか好きにならない。
恋愛しないと思っていたのに、もう手遅れな時に貴方が好きだと気付いた。
酷くて優しい貴方を忘れたい。
身勝手な気持ちで傷つけてはいけない人を傷つけて利用した。
そんな私もまた酷い人間だった。