連絡先も知らない、次にいつ会うかどうかの約束も一度だってした事は無い。だけど、来る日はいつも決まって同じ時間に現れる。「あさちゃん、だあいすき。」締まりのない声が嘘か本当かも分からない言葉を形成して、今日もあたしの心を惑わせるから、いつまでたってもそこから抜け出せないでいた。そんなあい…もっと見る
時計の針を回して、あいつがやって来る時間へと
何度だって時を越えられたらいいのに
短編予定。フィクションです。
完結しました。やったね!あとでおまけ追加します。