芸術の星の少女、メイサは小説家になるため過ごしていたが、その星は言葉を不必要とする思念派に侵略される。
それを止めたいならお願いを聞いてほしい、と転校生のフェルカに言われ……。
言葉の消えそうな世界で小説家になりたい少女と、言葉を知りたい宇宙人の少年の物語。
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芸術の星の皆さんこんにちは。
今あなた達の思考をジャックして、私の思考を共有しています。
敵対の意思はありません。
ただ。
――ただ、この思いを伝えたいだけなのです。
その日、芸術の星は大きな進歩を遂げた。
その裏側で失われていくものがあるなんてこと考えずに。
*
「世界の言う完璧ってなんだろうね」
「完璧がキミの形をしてるなら、私はキミにはなりたくない」