隣の席の清水さんがなんだかおかしい

作者みこと

席替えの度に隣の席にいる清水さんは学園一の美少女。そんな彼女との不思議で可笑しな毎日を少しづつ綴りたいと思う。
学園系恋愛コメディ、二日に一回一話ずつ更新予定!

 清水さんは、僕のクラスメイトだ。

 高校で初めて顔を合わせて、二年連続同じクラスになっている。

 清水さんは、美少女だ。

 弱気な色を浮かべる潤んだ瞳。髪の毛は、汚れを知らない美しい黒。平均より高い身長と線の細い体はまるでモデルのよう。

 若くして女性としての発育を終わらせた彼女には、学校内だけではなく、外にまでファンクラブがあるほど根強い人気の持ち主だ。


そんな清水さんは、なんだかおかしい。

 僕と清水さんはよく隣の席になることが多い。いや、多いという次元ではない。同じクラスになってから、一度も席が離れたことがない。

 くじ決められている席順は、引く順番もバラバラだし、先生の監視の元くじを引くので不正はありえない。なのになぜか、毎回僕の隣には彼女が来た。そのせいで僕は清水さんのストーカーだと、クラスメイト、ひいては教師にまで思われている。


清水さんはミステリアスだ。

 英語の授業や、国語の授業のときはNHKのナレーションかと思うほど完璧に読み上げるのに、日常生活では一切喋らない。僕が話しかけても(なんで毎回席が同じになるのかな?)目を閉じて首を横に振るだけで、何も喋らない。

 

 僕はそんな謎だらけの彼女に、いつも不思議な事をされる。