本に鍵を

作者らぁ

これは美雨と玲菜の物語。
いたって普通でどこにでもありそうなお話。
だが、このお話はただのお話ではない。
この話には秘密がある。その秘密とは…?

第1話〜生〜



あの日私の親友が死んだ。


突然の死だ。


私はそこにいた。


何もしてあげれなかった。


自分が情けない。


親友の死は、私のせいだ。私が殺したんだ…!!



立花美雨


人はなぜ生きているのだろうか。


いつかは死んでしまうのに。


そのいつかはわからない。死ぬのなんて簡単だ。


だけど、無駄にしてはいけない命なんだ。


この命を大切にしなければならい。


でも、自分だけ幸せになろうなんて考えちゃダメ。


もしも、親友がピンチでも助けなきゃ。



1日目




美雨 ………


玲菜 …わっ!!!


美雨 びくっ


突然驚かされてびっくりした美雨。

驚かしたのは、玲菜、私の親友だ。


玲菜 びっくりした!?!?


美雨 …び、びっくりしたよ!!


玲菜 あはは!反応面白いわ!ほんと!


美雨 うううう


こんな朝が始まった。


でも、当たり前のような朝が来るのは今、私たちが生きているからくることなんだ。






第1話ーENDー