あいか
私は特殊な人間かもしれないけど、
例えばこの作品のように主人公を想う相手が二人いたとして、自分の中である程度こっち派だっていうのがあって、結末がどうであるかをレビューとかを見て、それでも分からなかったら最後の方のページを見てまで、ネタバレをしてしまうんですね。
そこで、私が思ってた方と違う方とのハッピーエンドなら失礼ながら、そこで作品を読むのをやめてしまうんです。私の望む私の中の作品にしてしまうんです。
アヤとシマもちろん、私の中にどっちとくっついて欲しいと漠然とはありましたが、亜子さんの凄いところは、もしどちらとくっついたとしても最後まで読みたいって思ってしまう程に、アヤとシマに感情移入させてしまって、どちらの人物も好きにさせてしまうところですよね。作者的に途中でネタバレをして読み進める読者をどう思うのかは分かりませんが、今回もネタバレを見ました。喜びに震えました。ただ、本当にどちらも好きだから辛いことに変わりはないのですが。これから、最後まで読み進めたいと思います。