"大地の女神"を崇め奉るサンベルク帝国は、遥か昔より、皇女が祈ることにより栄華を築いてきた。帝国の第13代皇女であるエレノアは、辺境の町で乗馬中に不思議な森へと迷い込む。そこで出会ったのは、黒い翼を持つ異種族の王だった。
これは、哀しくも、愛おしい物語。