日下奈緒

一種のホラー
アイドルの彼女という立場で、他のファンの子達へ嫉妬をしてしまう主人公。
その様子は可愛いもので、好きな人を応援する彼女の鏡のようなもの。
でもネックは、他のファンの子達と同じ扱いをされてしまう事。
ここまで読むと、所謂アイドル×ヒロインの恋愛物だと思いますが、ラストは大どんでん返し。
一種のホラーさえ感じてしまいます。
ヒロインは、どこで間違ったのかな。
そんな後味が残る作品でした。