小指と小指から伝わる熱は、本物だった?
──ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのます。
あの日に交わしたゆびきりは、あなたを嘘つきにする為のものではなくて。
気持ちを確かなものにする為の誓いだった。