夏生めのう
この作家様の作品世界の考証って相変わらず凄い。
サラッと何気なく組み込まれてるんですが、一体何所で調べたんだろうと本気でびっくりです。
中世風の都市構造とか建造物内の動線、建材の重量と素材感、近接戦闘で武器を持っていない場合での城門の見張り(最低2名)の制圧の仕方とか、〜で、今回は何と言っても馬!
生物だから体力的に1頭あたりの移動限界とかある為、自ずと移動時間や走行距離〜換え馬無しの場合の目的地とかザックリ割り出せるんだけど全部悉く「正しい」検証になってるのがもぅ…!
チャンとした正確な知識の上に見事なハイファンタジーの世界観が展開されてるのでこの壮絶で重厚な物語のコアの説得力が半端なく、贅沢に安心して読み手として没頭出来るのが嬉しいです。
更新を楽しみにしています!(でもご無理はしないで下さいね♡)