大人な君に毒されて【完】

作者ラクシー

大人になりたいと願った彼女が頼ったのは、クラスで一番大人びた彼。でもその人は、「開発してあげるから、こっちおいで」……とんでもない異常者でした。









友達との話題についていきたくて、





「大人になりたい」




と願った私が頼ったのは、







「ヤったからって、大人になれるわけじゃない。


必要なのは色気でしょ、色気。





ねぇ、知ってる?


どうやったら色っぽくなれるか」






クラスで一番大人びた、彼。





遊び人な彼だから、


後腐れのない関係になれると思ったのに……







「それはね、女として開発されることだよ」







相手はとんでもない、異常者でした。













彼が伊達眼鏡を外すとき


そのスイッチは入るのです。