神宮寺 海(じんぐうじ かい)は心臓に重い病気を抱えていた少女、桜庭 海花(さくらば うみか)に恋をした。

俺は7月の七夕になると思い出す。あの思い出を…


これは一生忘れられないだろう…








私は7月になると思い出す。私の真っ暗で退屈な日々に光をくれたあの人が。







俺は、私は、あの思い出だけは忘れたくても忘れられない。


きっと私たち二人とも出会った時から恋に落ちていたんだ…


この恋はきっと最初で最後の恋だろう。