二十九歳になる夏希と謎の男の蓮月は真夏の夜に出会う。そんな二人の儚い恋の物語です。
夏希(なつき)は今年で二十九歳になる。ある日、母や父と祖母がいるとある村に行く事に。真夏の暑さの中で訪れた村は通称「睡蓮村」と呼ばれていた。
夏希は夜に蛍と睡蓮が両方見られるという池に一人で行った。そこで「蓮月」と名乗る謎の男と出会う。
夏希は最初こそ驚くが次第に蓮月と親交を深めていった。が、蓮月は夏希に亡くなった曽祖母の話をしたのであった。
それを聞いた夏希は…?