イチカワまる

もしかしたら、私たちにも……?
50頁弱ととても短いお話なのですが、素敵な思いの詰まったストーリーでした。
そして、読み終わった後「こんなことがあったらいいな!」と切に願ってしまいました。

天文部に所属している星太くんは、急に引っ越してしまった初恋の真夏ちゃんが忘れられずにいます。
そんなある日、部活の合宿でなんと真夏ちゃんに再会して……?

タイトルがうまい!
一本取られました(笑)

ストーリー展開もとてもテンポよく、
目の前にたくさんの星と、どこからか夏の夜の香りがしそうなくらいの描写でイメージがしやすかったです。
作者さまの癖といいますか、醸し出す作品の雰囲気がすごく爽やかで、私はこういう感じが大好きです。


読んでいるうちにあれこれと考えていたのですが、まさかこういう展開でしたか!
現実でも起こりえそうな展開に自分の体験と重ねちゃいますし、願わずにはいられないですね。

本当に素敵なお話でした!!
私も流れ星の日には、がんばってみようと思います´∀`笑