mimiko

サンタクロースを待つ年齢を卒業しても、未だ待ち続けている淋しさ
タイトルは本文より

女は生まれ、幼女、少女、娘、嫁、母、熟女(!?)になる
それは一個の性ではあるのだけれど、それぞれに違う生き物で

でも『母』になる以外は、年で区別されるのだけれど、簡単に移動できない不器用な人間はどうすればいい?

外部から決定されて、それを自分で納得できないワタシは、一体何者なのでしょう



ウザいと喚き、自由だった学生時代
束縛にイライラした社会人デビューの頃
真っ暗な部屋の灯りをつけ、テレビのリモコンを入れ、お金に不自由はするけれど、なんだかふっ切れて楽になっている今

自分の痕跡と照らし合わせながら読んでいました


何だかどうやっても、欠片は埋まらなくて、成長とは、何かに目をつぶることじゃないかとか、諦めることが大事だとか

後ろ向きな考えながらも、そうすることで楽になる、ズルい自分も知っている

誰かと恋をすることも、得る代わりに、自分の何かを失うこともあり



何も考えなくても、地球は廻って行くけれど、もう少し考えてみたい私は、やっぱりサンタを待ち続けている子供なんですかね?