願いを込めて上ると、十三段になる時計塔の階段。十三段目で右を見ると―

 山奥にあるお嬢様学校に赴任した、とある組織の男、鈴木一郎。


 そこで何かが起こるので、解決せよとの、曖昧極まりない指令を受ける。




 気を使う女子高での生活の中、唯一、一郎を慰めてくれるもの。


 それはホールにかけられている『生命の樹』というタイトルの絵画だった―


 8月15日、P209から更新、完結しました。


 (関連作品『神の遺伝子』)


 ※基本、土日更新です。