神様はいた。

作者まい

ずっと虐げられていた少女は嫌っていた大人に救いの手を差し伸べられる。
少女×ヤクザ一家
少女は家族を…愛を知ることが出来るのか?

神様なんていない。

だって救いの手を差し伸べてくれないから。


いや、来るはずないよね

…だって、私の名前は"神無"なんだから…


救いなんてない。

信じられるのは自分だけ。



そんな場所から助けてくれたのは、悪の根源めあるヤクザ一家でした。


そこで私は、初めて本当の"家族"というのを知りました。


そして…人を愛することを知りました。


ありがとう。私にあたたかい感情(ココロ)を教えてくれて。

ありがとう。私を見つけてくれて。


たとえ世間一般では忌み嫌われていても私にとっては神様だから。


私の世界にも、神様はいたんだね…。