カウントダウン

作者ひーやん

生きているには辛すぎて、でも死を選ぶことも出来なくて。

ただ、どうすれば良いのか解らなかった。

でも、君を見付けてから、呼吸をするのが楽になったの。

息をするのと同じくらい当然に好きになった人でした。

毎日、死にたいと思ってた。


やりたいこと、食べたいもの、呼吸をすることですら……ただ辛かった。


何もかも終わりにしたかった。

そんな日々のなか、自分に似た雰囲気を持つ少年を同じ学校で見付けた。


同じ年齢、同じ学校、違うのは性別だけだと思ってたアイツに気付いたあの日から、呼吸をするのが楽になった。