幼なじみの恋を描きました。2パターン描くという、著者の新しい試みを是非ともご覧ください。

気づけばいつも隣にいた君。


そんな君だから、


なかなかこの気持ちに気づけなかった。



気づいたのは君が放った些細な言葉のせい。



――俺、後輩の女子に告られた。



気づけばそこにあって、


手を伸ばせば届きそうなのに、


手を伸ばすのが怖くてできない。