彩音は親友の言葉に傷つき、それ以来人と関わるのが苦手になってしまった。それからひとりの世界を望んでいた。しかし、とある侵入者によって平穏な世界を失うことになる
穏やかな空をひとり眺める
独りならば、
誰も傷つけないし、傷つかない
高校を卒業するまで、きっとこのままだろう
そう思っていたのに…
「彩音ちゃん……」
涙を浮かべて、私を見つめるこの男
私は今日も頭を抱える
孤独な世界を壊そうとする侵入者によって
心の平穏は脅かされることになった
◇2017/6/24 執筆開始◇
◇2017/8/13 完結◇