流星

素敵な贈り物
タイトルからは想像できない、いい意味で想像を絶する作品でした。
まさか、排泄の話だとは(笑)

作品中の一連の事件は、時間にすればほんの一瞬の出来事です。
しかし刻一刻と移りゆく「状況」が、明確に描かれています。

まず予兆が、「津波」「ビッグウェーブ」といった、巧い表現で描かれていました。
そしてトイレまでの距離・・・、8メートルから1メートル刻みで克明に表現されています。
「100メートル世界記録に迫るスピード」など・・・リアルな情景&心理描写で、自分もトイレまでダッシュしているようにのめり込んで読んでしまいました。

ページ数自体も短いといえば短いですが、引き込まれてしまうので、あっという間に読んでしまいました。

無事に便器に座ることができたのに、水洗ボタンの故障というハプニングが最後の最後に起こりますが・・・大災害に至らず無事に素敵な贈り物を味わうことができたのは、不幸中の幸いです。