庶民でありながら、偉大なる国士である、二人の往復書簡。二人は、まさに獅子である。

この書は、クレイス想伝の書き手、川端 国重と、読み手、桂木 武士氏の手紙の往復書簡である。偉大な庶民であるこの両名の手紙の内容は、まさに両雄、国士のそれである。学会が、邪宗を他宗と呼ぶ様になり、「追撃の手を緩めるな。」との恩師、戸田先生の願が虚妄に成ろうとしている現在、やむにやまれぬ思いで書いた書が、クレイス想伝であったが、

ここに、力強き理解者を得、読者の方々の理解の一助に成れば、との思いで、原稿化する事に決まった。以下が、その文面である。