そして貴方に口づけを Ⅱ 【完】

作者松山ももか

「この身が滅びても心はずっとあんさんの元におるさかいに。」歴史を知っているあたしなら、貴方の為に歴史を変えられる。ずっと、貴方と共に。





何度も貴方に伝えた。





お願い何処にも行かないで。

お願いあたしのそばにいて。







ーーーーー1864年幕末。

新撰組の活躍が目立つ中

必死に生きる人がいた。




守りたいと、一緒に生きたいと。

そう思う人がいた。





「この身が滅びても心は

ずっとあんさんの元におるさかいに。」






我ガ背子ガ 帰リ来マサム 時ノタメ

命残サム 忘レタマフナ












この時代の波に飲み込まれない様に。






きっと。

ずっと。






ーーーーーーーー貴方と共に。






2013.09.30~2014.1.17


2014.1.21:誤字脱字修正完了


2014.3.4 番外編完結




幕末 × タイムスリップ